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女水兵 ルーシー・ブルーアの冒険

(著者)ナサニエル・カヴァリー   (訳者)栩木玲子   (編者)ダニエル・コーヘン   (解説)巽 孝之  

女水兵 ルーシー・ブルーアの冒険
判型 四六判上製
ページ 257ページ
価格 2,500円(税別)
ISBN 978-4-7754-0041-8
略号
発売日 2010年6月15日

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解説

アメリカの異装ナラティヴは本書に始まる!1815年に初版が出版され、ニューイングランドを中心に人気を博した〈男装の麗人トリロジー〉、日本語訳の登場。うら若き乙女ルーシー・ブルーアが恋人に唆され、ボストンへ落ちのびたのも束の間、娼館の住人となる。数年後、男装したルーシーは、1812年の米英戦争開戦を機に軍艦に乗り込み、海に陸に幾多の冒険の旅に出る・・・

目次

はじめに ダニエル・コーヘン
謝辞 ダニエル・コーヘン
序 ダニエル・コーヘン
本書で使用したテクストに関する注 ダニエル・コーヘン

「女水夫、またはミス・ルーシー・ブルーアの冒険」
第一部 ルーシー・ブルーアの物語
第二部 続 ルーシー・ブルーアの物語
第三部 恐ろしいノロシ
ルイザ・ベイカー(本名ルーシー・ブルーア)の最新書に寄せる短い応答
アルマイラ・ポールの驚異の冒険
伝道を目的とするボストン女性協会の設立と発展に関する短い報告

解説 巽 孝之

掲載情報

■ 「週刊読書人」2010年8月13日に掲載されました

いやはや、痛快な本が出たものである。最大の理由は、本書がポストモダニズムの典型的な実践例になっていることだ。一九世紀初頭に、どうしてポストモダニズムが書かれたのか? 小説というのは「本当らしいウソの話」だから、じつははじめから「なんでもアリ」だったのである。(平石貴樹 東京大学)

著者紹介
  • ナサニエル・カヴァリー

    印刷、出版、編集の職に携わり、1805年、7月4日を記念する共和党の式典のために『オード』という愛国的なブロードサイドを執筆して文学界に登場。数年後、米英戦争中の海上での功績を描いた愛国的な詩を含む二冊の詩集を出版する。300種類もの犯罪や戦争を扱ったパンフレットやブロードサイドを出版し利益をあげた。1815年から1818年にかけて、The Female Marine,or the Adventures of Miss Lucy Brewerをシリーズ化して出版する。

  • 栩木玲子

    1960年生まれ。法政大学国際文化学部国際文化学科教授。専門はアメリカ現代文学、映像文化。翻訳にトム・マッカーシー『もう一度』、ジョイス・キャロル・オーツ『邪眼 うまくいかない愛をめぐる4つの中篇』など多数。その他、『リトル・チャロ NHKラジオストーリーブック』(佐藤良明との共同英語脚本)。

  • ダニエル・コーヘン
  • 巽 孝之

    1955年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専門はアメリカ文学。SF評論家でもある。著書に『サイバーパンク・アメリカ』、『ニュー・アメリカニズム──米文学思想史の物語学』、『ニューヨークの世紀末』、『恐竜のアメリカ』、『モダニズムの惑星──英米文学思想史の修辞学』、『盗まれた廃墟──ポール・ド・マンのアメリカ』、『パラノイドの帝国──アメリカ文学精神史講義』など多数。

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