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外国語教育学のための質問紙調査入門

(著者)ゾルタン・ドルニェイ   (監訳)竹内理  八島智子  

外国語教育学のための質問紙調査入門
判型 四六判並製
ページ 196ページ
価格 2,300円(税別)
ISBN 978-4-7754-0120-0
Cコード
略号
発売日 2006年9月1日

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解説

第2言語研究においてもっともよく使われているデータ収集法である〈質問紙法〉の具体的手順を、第一人者のドルニェイが徹底的に解説。第二言語学習動機の研究に深く関わる質問紙を利用してきた著者が調査法の性格、その実施について論じた貴重かつ有用な一冊。

目次

1 第2言語研究における質問紙調査
 1.1 質問紙とは何か? 何を測るのか? 
 1.2 なぜ質問紙を使うのか、またなぜ使わないのか?
 1.3 量的研究、質的研究における質問紙
2 質問紙を作る
 2.1 全体的特徴
 2.2 質問紙の主要部
 2.3 質問紙の内容と多項目尺度
 2.4 回答選択式項目
 2.5 回答記述式質問
 2.6 良い項目を書く方法
 2.7 項目のグループ化と順序の決定
 2.8 質問紙作成用のコンピュータ・ソフト
 2.9 質問紙の試験的実施と項目分析
3 質問紙を実施する
 3.1 サンプルの抽出
 3.2 質問紙のおもな実施方法
 3.3 回答の質と回収率をあげるための工夫
 3.4 守秘義務と倫理上の問題
4 質問紙のデータを処理する
 4.1 質問紙データをコード化する
 4.2 コンピュータにデータを入力する
 4.3 回答選択式項目の処理
 4.4 回答記述式項目の内容分析
 4.5 質問紙のデータを処理するためのコンピュータ・ソフト
 4.6 分析結果の要約と提示方法
 4.7 質問紙データの補足方法

メディアほか関連情報
著者紹介
  • ゾルタン・ドルニェイ

    Zoltán Dörnyei(1960-2022)

    ノッティンガム大学心理言語学教授。エトヴェシュ・ロラーンド大学心理言語学博士号。専門は第二言語習得論と言語学習者の心理学を専門、特に第二言語学習の動機付け。

  • 竹内理

    1962年、兵庫県西宮市生まれ。関西大学外国語学部教授。神戸市外国語大学卒業、神戸市外国語大学大学院外国語学研究科 (英語学)修了。モントレー大学大学院(Monterey Institute of International Studies) 修了(英語教育学)。 専門は応用言語学、外国語教育学。著書に『より良い外国語学習法を求めて──外国語学習成功者の研究』(松柏社)、『「達人」の英語学習法──データが語る効果的な外国語習得法とは』(草思社)、共編著書に『外国語教育研究ハンドブック──研究手法のより良い理解のために』(松柏社)など多数。訳書にマイケル・エラード『バベルをこえて──多言語習得の達人をめぐる旅』(松柏社)、テランス・ディックス『とびきり陽気なヨーロッパ史』(尾崎寔監修、ちくま文庫)、ゾルタン・ドルニェイ『外国語教育学のための質問紙調査入門──作成・実施・データ処理』(共訳、松柏社)など。

  • 八島智子

    関西大学外国語学部・大学院外国語教育学研究科教授を経て現在名誉教授。博士(文化科学・岡山大学)。専門は応用言語学と異文化コミュニケーション論にまたがる。主な研究テーマは、第二言語習得の社会・文化的な側面、および情意的側面、第二言語使用と異文化接触・アカルチュレーション。著書に『第二言語コミュニケーションと異文化適応:国際的対人関係の構築をめざして』(多賀出版)、『外国語学習とコミュニケーションの心理』(関西大学出版会)など。

関連書籍
  • より良い外国語学習法を求めて/外国語学習成功者の研究

  • 認知的アプローチによる外国語教育

  • CALL授業の展開 その可能性を拡げるために

  • 異文化コミュニケーション論/グローバル・マインドとローカル・アフェクト

  • 外国語教育研究ハンドブック【増補版】/研究手法のより良い理解のために

  • スペシャリストによる英語教育の理論と応用

  • バベルをこえて/多言語習得の達人をめぐる旅