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医療通訳4.0

(監修)連利博   (監修)吉富志津代  

医療通訳4.0
判型 四六判
ページ 162
価格 1,500円(税別)
ISBN 978-4-7754-0265-8
Cコード
略号
発売日 2020年4月10日

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解説

移民法改正に伴って外国人労働者が増えた1990年代以降、アジアからの技能実習生が急増する新たな時代を迎え、わが国の医療通訳のあり方も進化しなければならない。本書は、これまで医療通訳には登場しなかった言語の対応も含め、それぞれの立場から医療通訳4.0がどこへ向かうべきかを考察する。

目次

はじめに 
第1部 次世代の医療
1.日本の医療の現状と次世代の姿 
2.わが国の陽子線治療と国際認証 
3.医療通訳者のための薬剤知識とこれからの薬剤師の役割 
第2部 医療通訳4.0
4.医療通訳者の認証 
5.医療通訳システムの制度づくり─市民団体への依存からの脱却のために─
6.映像による医療通訳遠隔サービス
7.ビデオ遠隔医療通訳者の心得 
8.外国人患者診療体制について
第3部 少数言語における医療通訳
9.外国人ヘルスケアにおける外国語双方向性運用能力の不可欠性 
10.ベトナム語医療通訳のための基礎知識 
11.少数言語通訳の障壁 
12.少数言語通訳者養成の経験 .
おわりに

メディアほか関連情報
著者紹介
  • 連利博

    (むらじ・としひろ)茨城県立こども病院副院長兼小児医療・がん研究センター長。1950年大阪市生まれ。関西医科大学医学部卒業。小児外科指導医。日本小児外科学会特別会員、太平洋小児外科学会会員。海外留学経験とこれまでの途上国支援や途上国からの留学生の小児外科教育に関わった経験から、現在は医療通訳の普及活動に関わっている。茨城県およびつくば市国際交流協会主催の医療通訳セミナー講師を務めている。

  • 吉富志津代

    京都外国語大学イスパニア語学科卒業、神戸大学大学院国際協力研究科博士前期課程修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。研究テーマは、二つ以上の言語環境で育つ子どもの教育環境、持続可能な多言語・多文化マネジメント、外国人コミュニティのエンパワーメント、医療通訳システムづくり。著書に『多文化共生社会と外国人コミュニティの力──ゲットー化しない自助組織は存在するか?』、『グローバル社会のコミュニティ防災──多文化共生のさきに』、『同級生は外国人──多文化共生を考えよう』がある。

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