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言語のアクチュアリティに向けて/ソシュールとメルロ・ポンティを中心に

(著者)宍戸通庸  

言語のアクチュアリティに向けて/ソシュールとメルロ・ポンティを中心に
判型 A5判上製
ページ 160ページ
価格 2,200円(税別)
ISBN 978-4-7754-0188-0
Cコード
略号
発売日 2013年2月22日

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解説

言語の本質が「表層の下」に存在することを問い続けるソシュールとポンティの思考の相違性を論じ、ソシュールの「ラング」と「パロール」の二重性を「存在論的差異」を論じたものと考えることで、ソシュールとハイデガー思想との近似性を示唆する。

目次

はしがき
第一部
第1章 Something That Is Unlearned In Language
第2章 What Is World In Language? ――System, Use, and Utterance
第3章 On Merleau-Ponty's Reversibility As an Essence of Language: Its Autopoietic Interpretation


第二部
第4章 メルロ・ポンティとソシュール:「セザンヌの疑惑」を軸として
第5章 ソシュールとメルロ・ポンティ:言語における「差異」と「同一性」の概念を巡って
第6章 問いとしての差異ーーソシュールを絶望に至らせたパラドクス

メディアほか関連情報
著者紹介
  • 宍戸通庸

    東京都生まれ。元摂南大学大学院教授。上智大学文学部英文学科卒業、国際基督教大学大学院教育学研究科博士前期課程修了、ミシガン大学大学院言語学博士課程修了(Ph.D)。専門は言語学。

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