言説のフィクション/ポストモダンのナラトロジー
(著者)パトリック・オニール (監訳)遠藤健一
判型 | A5判上製 |
ページ | 272ページ |
価格 | 3,900円(税別) |
ISBN | 978-4-88198-954-8 |
Cコード | |
略号 | |
発売日 | 2001年2月1日 |
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- 解説
フランス構造主義に淵源を有するナラトロジーを脱構築し、その果てに見えてくる物語理論の新たな領野を切り拓いた労作。カフカの「判決」をめぐる英・仏・伊・西ほか8種類の翻訳とドイツ語「原典」が織り成すインターテクスト性の豊穣な意味空間を堪能できる。
- 目次
謝辞
序論
第1章 理論というゲーム 物語とナラトロジー
第2章 物語の事実とフィクション 物語内容と物語言説
第3章 言説の言説化 腹話術的効果
第4章 複数の原点 焦点化ファクター
第5章 テクストとテクスト性 形成するものと形成されるもの
第6章 テクストが遊ぶゲーム 物語と物語の間を読む
結論
原注
参考文献
監訳者あとがき
オニールの焦点化論の可能性(遠藤 健一)
訳語・原語対照表
人名・作品名索引- メディアほか関連情報
- 著者紹介
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