アメリカのロマン派文学と市場社会
(著者)マイケル・T・ギルモア (訳)片山 厚 (訳)宮下雅年
判型 | A5判上製 |
ページ | 250ページ |
価格 | 3,300円(税別) |
ISBN | 978-4-88198-833-6 |
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発売日 | 1995年8月1日 |
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- 解説
19世紀初頭から南北戦争にかけて市場体制に転じたアメリカ合衆国で、作家はいかに苦闘したか。エマソン、ソロー、ホーソン、メルヴィルらに愛憎半ばする姿勢を読み取り、19世紀アメリカ市場経済社会における芸術家の肖像を新たに描き出す。
- 目次
日本語翻訳版によせて
謝辞
序章
一 エマソン― つきまとう商品
二 『ウォールデン』と「商売の呪い」
三 ホーソーン、メルヴィルと民主的大衆
四 市場で語る― 『緋文字』論
五 芸術家と市場― 『七破風の館』論
六 首を売る― 『モビー・ディック』論
七 「書記バートルビー」と経済の転換
終章
訳者あとがき
索引- メディアほか関連情報
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