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ルネサンスのパトロン制度

(編)G・F・ライトル  S・オーゲル   (訳)有路雍子   (訳)成沢和子   (訳)舟木茂子  

ルネサンスのパトロン制度
判型 A5判上製
ページ 570ページ
価格 4,800円(税別)
ISBN 978-4-88198-940-1
Cコード
略号
発売日 2000年7月1日

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解説

ルネサンス文化に内在する本質的な要素として機能しているパトロン制度を、歴史、文学、美術の三分野から総合的ネットワークで考察。モデルとしてのイタリア美術とイギリスの政治、宗教、文学についての各論文は、全体としてこのテーマのもつ学際的性質を例証している。

目次

はじめに
第一部 序論
一章 ルネサンスのパトロン制度― 新たなアプローチ ワーナー・L・ガンダーシェイマー

第二部 教会と国家のパトロン制度
二章 宮廷のパトロン制度と政治― ジェイムズ朝のジレンマ リンダ・レヴィ・ペック
三章 役人の不正行為― ルネサンス・パトロン制度の倫理 ロバート・ハーディング
四章 宗教と俗界のパトロン― 宗教改革期のイングランド ガイ・フィッチ・ライトル

第三部 パトロン制度と芸術
五章 チューダー朝パトロン制度の誕生 ゴードン・キプリング
六章 スチュアート朝文化を支えるパトロン制度と政治 マルカム・スマッツ
文学
七章 文学のパトロン制度― エリザベス朝初期の状況 J・ヴァン・ドーステン
八章 ジョン・ダン― パトロン制度から受けたもの アーサー・F・マロッティ
九章 ウォルター・ローリー卿― クライアントの文学 レナード・テネンハウス
演劇
十章 王の劇場と王の演じる役 スティーヴン・オーゲル 
十一章 女性のパトロンたち デイヴィッド・M・バージェロン
美術
十二章 画家とパトロンと助言者― イタリア・ルネサンスの絵画 チャールズ・ホープ
十三章 「美的許容」の誕生― ルネサンス初期の不満なパトロン H・W・ジャンソン
十四章 十六世紀建築のパトロンとしてのヴェネツィア貴族 ダグラス・ルイス
訳者あとがき
図版所有者・出典
参考文献
索引

メディアほか関連情報
著者紹介
  • G・F・ライトル
  • S・オーゲル
  • 有路雍子

    1939年生まれ。津田塾大学大学院、成城大学大学院修了。東京学芸大学名誉教授。専門はイギリス・ルネサンス文学。

  • 成沢和子

    1940年生まれ。津田塾大学大学院修了。信州大学名誉教授。専門はイギリス・ルネサンス文学。

  • 舟木茂子