子どもと文学の冒険
(著者)定松 正
判型 | 四六判上製 |
ページ | 272ページ |
価格 | 2,400円(税別) |
ISBN | 978-4-88198-836-7 |
Cコード | |
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発売日 | 1995年11月1日 |
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- 解説
文学としての子どもの本がかかえ込むテーマを解きほぐす。口承文芸、絵本、動物物語、冒険小説、ファンタジーなど、児童文学のそれぞれの領域が分けもつテーマを具体的な作品の分析を通して浮き彫りにする。文学のジャンルの中での児童文学の機能を探る。
- 目次
一、口承文芸から子どもの文学へ
二、絵本が謳うもの
三、文学は動物をどう描いてきたか
四、冒険小説が描くもの
五、子どもの遊びの世界
六、弾みだした女の子
七、人権への問いかけと子どもの文学
八、子ども賛美と子どもの本
九、ノンセンス文学の世界
十、日常世界に侵入する魔法
十一、童心のゆくえ
十二、時の流れと成長と
十三、現代文明への問いかけ
十四、新しい視座をもとめて
世界のおもな児童文学賞
日本のおもな児童文学賞
あとがき- メディアほか関連情報
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