一丁目一番地の謎
(著者)平石貴樹

判型 | 四六判 |
ページ | 204ページ |
価格 | 2,200円(税別) |
ISBN | 978-4-7754-0259-7 |
略号 | |
発売日 | 2019年7月1日 |
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- 解説
1980年代から現在までに書かれた──アメリカの詩と小説、野球批評、処女、推理小説、文学研究界批判、絵本、同級生、関西人vs北海道人、等々──幅広いテーマの文章が楽しめる著者初のエッセイ集。推理作家・アメリカ文学者による極上のユーモア満載の一冊。柴田元幸氏、若島正氏推薦。
- 目次
「アナベル・リイ」に事よせて/私、幼稚園の味方です/読むものとしての野球/伊豆のむこうの海/アメリカへの笑顔/本格推理小説の本格的な読み方は、〈キャスター〉を吸う人には教えられない/推理小説の〈謎の謎〉『学園あそび』における処女/『ルンルンを買っておうちに帰ろう』における処女/『八月の光』フォークナー全集9/『りん太のももいろ日記』における処女/『めぞん一刻』における処女/『ダッチマン』を20年ぶりに読んだ/東尾修の内角球は西武沿線的「管理」社会をシュートする/ナサニエル・ホーソーン『緋文字』/ある小説家の墓のこと/クリエイティヴ・ライティングのこと/おれはジェイソン・コンプソン/時の流れという悲劇の中で/ジョン・アーヴィングの『ガープの世界』/フィリップ・ロスの『ポートノイの不満』/北海道はどこにある/ 二つの思い出/型やぶりでいこう!/ぼくたちがすることを何故するのかなんて、だれにも分かりはしない/O先生への手紙/二〇世紀前半アメリカ小説管見/文学研究の効用/「誤植」という贅沢/アメリカ文学研究の現在/アメリカの鱒釣り/アメリカ小説の登場人物たち/谷崎潤一郎『細雪』/次元の違う納得/一丁目一番地の謎/中井貫太のこと
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